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もう8月だけど…? 新天地が見つからないフリーの大物選手5人。去就に注目が集まるのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FW:ジェイミー・ヴァーディ(元イングランド代表)

元サッカーイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ
【写真:Getty Images】

生年月日:1987年1月11日
前所属クラブ:レスター・シティ(イングランド)
24/25リーグ戦成績:35試合9得点4アシスト

 今年4月、“ミラクルレスター”の象徴的存在が2024/25シーズン限りで退団することが発表された。抜群の得点感覚でゴールを量産した偉大なストライカー、ジェイミー・ヴァーディである。

 13シーズン過ごした心のクラブを離れてから約1カ月が経過するが、ヴァーディの新天地はいまだに決まっていない。

 ヴァーディが13シーズンの間に積み上げたゴール数は、公式戦500試合で200得点にものぼる。なかでも、2015/16シーズンはキャリアハイと言える1年であり、ヴァーディはリーグ戦36試合で24得点7アシストをマーク。所属クラブのレスターは下馬評を覆し、奇跡のプレミアリーグ初優勝を成し遂げた。

 今夏、優勝メンバーの中で一番最後にレスターを去ったヴァーディだが、次の移籍先として最も可能性が高そうなのは、レスターで師弟関係にあったブレンダン・ロジャーズ監督が率いるセルティックか。

 スコットランド紙『The Scottish Sun』は8月17日、ヴァーディのセルティック入りについて分析記事を掲載しており、同クラブOBであるアンディ・ウォーカー氏の「彼は38歳だが、まだフィットネス状態が良ければもう1シーズンはプレーできると確信している」というコメントを紹介している。

 一方で、同紙は輝かしい実績を持つヴァーディの給与が高額になる点を指摘。また、多くの試合に出場したい選手側と、体力面を踏まえて出場時間を調整する可能性がある指揮官側との「認識の相違」にも懸念を示した。

 これらの問題が解決しなければ、ヴァーディの去就が明確になるのはもう少し先の話となるかもしれない。

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