田中碧がプレミアリーグデビュー

　リーズ・ユナイテッドは現地時間18日、イングランド・プレミアリーグ第1節でエヴァートンと対戦し、1-0の勝利を収めた。リーズに所属するサッカー日本代表MF田中碧は、プレミアリーグデビュー戦でスタジアムを沸かす気迫のプレスを見せるなど存在感を発揮した。

　田中は2024年8月にフォルトゥナ・デュッセルドルフからリーズへ完全移籍。加入当初こそ出場時間が短かったものの、2024/25シーズンのチャンピオンシップ（イングランド2部）第8節以降はスタメンで起用され続け、43試合の出場で5得点2アシストと活躍し、優勝と昇格の原動力となった。

　田中は今回の試合でスタメン出場し、プレミアリーグデビュー。1点リードで迎えた後半アディショナルタイム3分、左サイドでドリブルを開始すると、一度はボールを奪われるも、その後足を止めることなく気迫のプレスで相手のパスをブロックする。終盤で見せたディフェンスにスタンドから歓声が上がった。

　後半AT4分に交代した田中は開幕戦でその実力を証明し、チームの勝利に貢献。23日に行われるアーセナルとの第2節でのプレーにも注目が集まる。