セール・ギラシが決勝弾
ボルシア・ドルトムントは現地時間18日、DFBポカール(ドイツ国内カップ戦)の1回戦で、ロートヴァイス・エッセン(3部)と対戦し、1-0で勝利を収めた。この試合では、ギニア代表FWセール・ギラシが決勝点を奪い、勝利に導いた。その得点は、ボックス外から決めた圧巻の一発だった。
水多海斗が先発入りしたエッセンと対戦したドルトムント。試合は両チームともに決定機を作り出す中、仕留め切れずに終盤へ。すると、昨シーズンは公式戦50試合の出場で38ゴールを叩き出したストライカーがネットを揺らす。
79分、ボックス外左でラミ・ベンセバイニの縦パスを相手を背負いながら受けたギラシは、中に切り込んでから右足を振り抜く。低い弾道の強烈なシュートは、ゴール右隅に突き刺さった。ストライカーらしい “個の力”で奪った圧巻のゴールだった。
エースの得点で均衡を破ったドルトムントは、敵地でエッセンを1-0で下し、次のラウンドへと駒を進めた。ニコ・コヴァチ監督率いるチームのブンデスリーガ開幕戦は現地時間23日、藤田譲瑠チマが所属するザンクトパウリと敵地で対戦する。
