エルチェの開幕節はドロー
昇格組のエルチェCFは現地時間18日、ラ・リーガの開幕節でレアル・ベティスをホームに迎え、1-1で引き分けた。この試合では、23歳のスペイン人MFヘルマン・バレラが同点ゴールをマーク。その得点は、ショートパスで相手守備網を崩し切って奪ったゴールだった。
昨季のセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)を2位でフィニッシュし、3年ぶりにラ・リーガ復帰を果たしたエルチェ。開幕節では、昨季の戦いを6位で終え、UEFAヨーロッパリーグ(EL)にも出場するベティスと対戦した。
ホームチームは21分に先制点を許すと、同点弾を奪えないまま終盤へ。それでも81分に見事なパスワークから、試合を振り出しに戻す。右サイドでのテンポの良いパス交換から、ボックス内でラファ・ミルがボールを持つと、相手選手を冷静に交わして、ゴール前でフリーになっていたバレラにラストパス。これを丁寧に右足で流し込み、待望の同点ゴールを手にした。連動したパスワークと個人技が融合した美しい得点だった。
試合は1-1のまま終了。エルチェは開幕節で貴重な勝ち点「1」を手にしている。
