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フォーカス 4か月前

もう8月だけど…? 新天地が見つからないフリーの日本人選手5人。去就に注目が集まるのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

GK:権田修一(ごんだ・しゅういち)


【写真:Getty Images】

生年月日:1989年3月3日(36歳)
最終所属クラブ:デブレツェニVSC(ハンガリー)
昨季リーグ成績:4試合8失点

 35歳のベテランゴールキーパーが海外に羽ばたく。異例の挑戦は約半年で幕を閉じた。

 現在36歳の権田修一は、FC東京の下部組織出身。2007年に同クラブでプロデビューすると、そこからSVホルン(期限付き移籍)、サガン鳥栖、ポルティモンセ、清水エスパルスとクラブを渡り歩いてきた。

 そんな同選手は、昨季限りで清水との契約が満了に。その去就に注目が集まっていたが、昨年12月にTVer独占配信の『マンデーフットボール』にゲスト出演し、ここでこうコメントした。

「もう1度海外で世界のトップを目指して、マンデーフットボールに映像で出演したい。元(日本代表)じゃないです。もう一度入ります」(編集部取材)

 その言葉通り、権田は今年3月にハンガリー1部のデブレツェニVSCへの加入を発表。しかし、蓋を開けてみると、新天地ではリーグ戦4試合に出場したのみだった。

 チームはリーグ9位でシーズンを終え、上位争いに食い込むことはできず。デブレツェニとの契約は昨季限りで満了となり、同選手は約半年でハンガリーを去った。

 退団発表からまもなく2カ月が経つが、次なる挑戦の場はまだ明らかになっていない。本人の希望はともかく、Jリーグの中には、彼の高い実績や豊富な経験、リーダーシップを評価するクラブもあるだろう。

 権田の挑戦はどのような結末を迎えるのだろうか。

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