ヤマルのリーグ戦今季第1号
25/26シーズンのラ・リーガ開幕節、バルセロナは現地時間16日、敵地でマジョルカと対戦し、3-0で勝利を収めた。ラミン・ヤマルのリーグ戦今シーズン第1号となった得点が、リーガ公式サイトに投稿されている。鮮やかなカットインからの一撃だ。
序盤から攻勢に出たバルサは、ヤマルが右サイドでモヒカを翻弄し、7分に正確なクロスを送り、ハフィーニャのヘディングでの先制点を演出。24分には自身のシュートがこぼれた流れからフェラン・トーレスが追加点を決め、試合を優位に進めた。
一方、2点を追う展開となったマジョルカは、前半のうちにマヌ・モルラネスとヴェダト・ムリチが退場となり、数的不利のまま守備一辺倒に。浅野拓磨も前半で交代を余儀なくされた。
後半、バルサは交代を重ねつつも追加点を奪えずにいたが、アディショナルタイムの試合終盤、ヤマルがエリア手前から強烈な左足シュートを叩き込み、今シーズンから背番号10を背負う新エースとして開幕戦を締めくくった。
ペナルティエリアやや右の位置でボールを受けると、カットインで中央に切り込む。マークについていた相手選手を次々と振り切り、左足で放ったシュートはゴール左隅に突き刺さり、ダメ押しとなる3点目となっている。
バルセロナは敵地でマジョルカを3-0で下し、ラ・リーガ開幕節を白星で飾った。王者として迎えた新シーズンを快勝でスタートさせ、幸先の良い船出となっている。
