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コラム 3か月前

サンダーランドがプレミアリーグを変える!? なぜ大型補強が可能に? “今”につながる3部時代の大改革とは【コラム】

シリーズ:コラム text by 安洋一郎 photo by Getty Images

残留に向けての懸念とカギを握るのは?

 ここまではピッチ内外の内容で文句をつけようがないほど充実しているサンダーランドだが、全く懸念がないわけではない。

 開幕戦でインパクトを残したヘイニウドやディアッラを含め、約6人の選手が12月21日から新年1月18日まで開催されるアフリカネイションズカップ2025(AFCON)に出場する可能性がある。このダメージからは逃れることができないだろう。

 また、イスラム教を信仰している選手であれば、2月17日から3月19日にかけてラマダンの期間に入り、そのまま3月の代表ウィークへと突入する。このハードスケジュールで何人かの選手がコンディションを崩す可能性もある。

 ここで再びカギを握るのが昇格に貢献した既存戦力たちだ。

 特に初のトップリーグ挑戦となるニールやリグらが後半戦までに、新戦力のポジションを脅かすほどの存在になれば、2026/27シーズン以降もプレミアリーグで戦い続ける可能性が高まるはず。

 一度はポジションを奪われた“生え抜き”たちの活躍も残留という目標を達成するためには欠かせないだろう。彼らの奮起にも期待したい。

(文:安洋一郎)

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【了】
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