【写真：Getty Images】

チェルシーの最年少アシスト記録を更新

　イングランド・プレミアリーグ第2節、チェルシー対ウェストハムの試合が現地時間22日に行われた。試合はチェルシーが5-1で勝利している。この試合では、チェルシーに所属するFWエステバン・ウィリアン・アウメイダが圧巻のドリブル突破からクラブ最年少アシスト記録を更新する活躍を見せた。

　クリスタル・パレスとの開幕戦は引き分けに終わったチェルシー。チームを率いるエンツォ・マレスカ監督は、ペドロ・ネト、ジョアン・ペドロ、リアム・デラップらを先発に起用した。また、コール・パーマーが負傷したことにより、エステバンが急遽スタメン入りを果たしている。

　6分、ウェストハムがMFルーカス・パケタの豪快な一撃で先制する。しかし、チェルシーは15分にコーナーキックのチャンスからジョアン・ペドロのゴールで追いつくことに成功した。さらに、直後の23分にはペドロ・ネトがジョアン・ペドロのクロスを流し込み勝ち越しゴールを決めている。

　迎えた34分、18歳のエステバンが違いを見せた。デラップからパスを受けると、急激に加速しDFマックス・キルマンを置き去りにする。さらにそのままペナルティエリア内に侵入すると、ゴール前に走り込んでいたMFエンソ・フェルナンデスにクロスを送った。エステバンからのラストパスをエンソが流し込み、チェルシーが追加点を記録している。

　エステバンの圧巻のドリブル突破から生まれたアシストだった。なお、18歳120日でのアシストは、チェルシーのクラブ最年少アシスト記録を更新している。その後、さらに2点を追加したチェルシー。そのまま試合は終了し、5-1で今季初勝利を飾った。