【写真:Getty Images】
ヤマルの芸術クロスが逆転に導く
スペイン・ラ・リーガ第2節、レバンテ対バルセロナの試合が現地時間23日に行われた。試合はバルセロナが3-2で勝利している。この試合では、バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルが芸術的なクロスでオウンゴールを誘発し、劇的な逆転勝利を果たしている。
マジョルカとの開幕戦は、FWラフィーニャやヤマルのゴールで見事に勝利したバルセロナ。開幕から2連勝を目指して対戦したのは、開幕節でアラベスに敗れて黒星スタートとなっていたレバンテだ。
15分、バルセロナは中盤でボールを奪われてしまうと、最後はFWイヴァン・ロメロにゴールを決められてしまう。さらに、前半アディショナルタイムには、MFホセ・ルイス・モラレスのシュートによってDFアレハンドロ・バルデがハンドを取られてしまう。PKのチャンスをモラレスに決められて、バルセロナが2点を追いかける展開となった。
後半に突入すると、バルセロナは49分にMFペドリが豪快なミドルシュートを決めて1点を返すことに成功する。直後の52分、コーナーキックの流れからMFフェラン・トーレスがボレーで合わせてあっさりと追いついた。
その後、3点目を奪うために攻勢を強めるバルセロナだったが、なかなかネットを揺らせずに時間だけが過ぎていく。すると、後半アディショナルタイムにヤマルが魅せた。得意とする右サイドの位置でボールを受けると、鋭く左足を振り抜いてゴール前にクロスを送る。ふわりとしたクロスは、レバンテDFのオウンゴールを誘発。バルセロナが逆転に成功した。
ヤマルの芸術的なピンポイントクロスは開幕節でもラフィーニャのゴールをアシストしていたが、この試合でも逆転勝利の起点となっている。そのまま試合は終了し、バルセロナが3-2で見事な白星を飾った。