【写真:Getty Images】
鮮やかな抜け出しからのゴール
イングランド・プレミアリーグ第2節、マンチェスター・シティ対トッテナムの試合が現地時間23日に行われた。試合はトッテナムが2-0で勝利している。この試合では、トッテナムに所属するFWブレナン・ジョンソンが先制ゴールを決めて、チームの勝利に大きく貢献した。
今夏にトーマス・フランク監督を迎えたトッテナム。新体制のチームは開幕戦のバーンリーとの試合は3-0で勝利し、勢いに乗った状態でシティとの大一番に臨んだ。試合開始から、ボールを保持してチャンスを作ろうとするシティ、ハイプレスでシティのパスワークを崩そうとするトッテナムという展開が続いた。
試合序盤はシティがチャンスを作っていたものの、先にスコアを動かしたのはトッテナムだった。最終ラインでボールを回し、中盤のMFパリーニャ、MFロドリゴ・ベンタンクールも下がったことでシティの選手がトッテナム陣内へと引き込まれてしまう。すると、DFペドロ・ポロがロングパスで一気に展開した。
ポロからのロングパスをFWモハメド・クドゥスがフリックし、シティ最終ラインの裏に落とすことに成功する。すると、このボールに反応したのがFWリシャルリソンとブレナンだ。リシャルリソンは、クドゥスの落としに合わせて完璧なタイミングで抜け出すことに成功し、ゴール前に走り込んでいたブレナンへとクロスを送った。このラストパスをブレナンが冷静に流し込み、トッテナムが先制している。
開幕戦のバーンリーとの試合でも、相手のプレスをうまく誘い込んで一気に前線へと展開し、ゴールを奪うことに成功していたトッテナム。チームの意図した組み立てから、ブレナンがしっかり決め切ったと言えるだろう。さらに前半アディショナルタイムにも1点を追加し、トッテナムが2-0で勝利している。