4位:フェリペ・メロ(元ブラジル代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1983年6月26日
移籍金:2500万ユーロ(約42.5億円)
在籍期間:2009年夏~2013年夏
クラブ通算成績:78試合4得点0アシスト
2024シーズン限りで現役を引退したフェリペ・メロは、21世紀においてクラブと代表を合わせて266枚のイエローカード、28枚のレッドカードを貰っている。これは元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスに次ぐ記録だ。
中盤の“潰し屋“として名を馳せた彼は、時にはファイターとして守備で安定をもたらした。2009年夏にユベントスが2500万ユーロ(約42.5億円)もの移籍金で獲得していることからもわかるように、守備的MFとしての能力の高さには疑いの余地がなかった。
ただ、ファイターとラフプレーは紙一重であり、ユベントスでも3度退場した。後に主力CBのジョルジョ・キエッリーニが彼のことを「腐ったリンゴ」と表現するなど、トラブルメーカーとしても有名だった。
在籍した2年間で78試合に出場したが、ピッチ内外で多くの問題を抱えていたことから2011年夏に構想外となり、ガラタサライへローン移籍。2013年夏に獲得時を大きく下回る375万ユーロ(約6.4億円)の移籍金でトルコの強豪へと完全移籍で放出となった。