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「ゴール前では自分が一番」小川航基が20歳の日本人FWらとの熾烈な“1トップ争い”に言及「競争が生まれるのは良いこと」

text by 編集部 photo by Getty Images

NECナイメヘンFW小川航基
【写真:Getty Images】

現地メディアのインタビューに応じる

 日本人3選手を擁するNECナイメヘンは現地時間24日、エールディヴィジ第3節でNACブレダと対戦し、3-0で快勝した。試合後、サッカー日本代表FW小川航基が現地メディア『ForzaNEC』のインタビューに応じ、3連勝を達成した一戦を振り返りつつ、FW塩貝健人らとのポジション争いに言及した。

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 開幕から連勝中のNECが、NACをホームに迎えた一戦。第2節を終えて、首位に立つチームは、勢いそのままに8分にPKから先制点を奪うと、47分に追加点をマーク。78分には、ダメ押しとなる3点目を奪い、3-0で完勝。開幕3連勝を飾り、首位をキープした。3試合連続でスタメン入りした小川だったが、この試合では不発に終わった。

 試合後、28歳のストライカーは、「フォワードとして点を取れなかったし、気分は良くないけど、一番大事な3ポイントを獲得できたことは良かった」とコメント。続けて「今日はゴールという意味では自分の日ではなかった。開幕戦のときはそうだったけどね。自分には3回ほど、ヘディングでの得点チャンスがあったと思う。決めなければいけなかったと思うけど、フォワードとしてそこにいることが大事。次の試合に向けて準備していきたい」と開幕戦で2ゴールを挙げていたFWが試合を振り返った。

 ここまで3試合連続で先発し、現状では1トップのファーストチョイスとして考えられている小川。しかし、第2節で途中出場から2ゴールを決めた塩貝健人やモロッコ人FWユセフ・エル・カチャティ、そして元浦和レッズのブライアン・リンセンなど、定位置を争うライバルは多い。

 FWのメンバーが充実していることについて聞かれた小川は「結構多いよね。でも、みんな良い選手だと思う。ケント(塩貝)はとてもスピードがあるし、ユセフ(エル・カチャティ)はすごくエネルギッシュだ」とライバルを称えた上で、「ゴール前では自分が一番だと思っているし、そこに疑いはない。自信も持っている。選手それぞれに特徴があり、競争が生まれるのは良いことだし、クラブにとってもいい状況だと思う。試合ごとに誰が最適かを選ぶことになるかもしれないけど、ゴール前では自分が一番だと思う」と自信を覗かせた。

 4連勝に期待がかかるNECの次節は31日、敵地でフォルトゥナ・シッタートと対戦。小川が今季3ゴール目を奪うことができるか注目だ。

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【了】

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