ミラン、開幕節でまさかの黒星
セリエA開幕節が現地時間23日に行われ、ミランは本拠地サン・シーロでクレモネーゼと対戦し、1-2で敗れた。マッシミリアーノ・アッレグリ監督にとっては、11年ぶりのミラン復帰となるリーグ戦初戦だったが、昇格組を相手にまさかの黒星を喫している。フェデリコ・ボナッツォーリに豪快なボレーシュートを叩き込まれ、これが決勝点となった。
約7万5000人の大観衆が詰めかけた注目の一戦。ミランは、この夏に新加入したルカ・モドリッチが先発出場を果たした。
試合は序盤からミランが優勢に進めたものの、28分に先制点を許してしまう。左サイドからのクロスを、フェデリコ・バスキロットに頭で叩き込まれ、先にリードを奪われた。
それでもミランは前半アディショナルタイム1分、ペルヴィス・エストゥピニャンのクロスにストラヒニャ・パヴロヴィッチが反応し、同点ゴール。1-1で前半を折り返した。
しかし後半、再びクレモネーゼにゴールを許す。61分、バスキロットにボールを奪われた流れから、ジュゼッペ・ペッツェッラがクロスを供給。これにボナッツォーリがジャンピングボレーで合わせ、ニアサイドに突き刺した。華麗かつアクロバティックな一撃に、スタジアムは静まり返った。
その後もミランは反撃の糸口をつかめず、試合はそのまま1-2で終了。格下と見られていたクレモネーゼ相手に痛い黒星スタートとなった。
なおミランは次節、30日に敵地でレッチェと対戦する。
