4位:インテル(イタリア)

【写真:Getty Images】
スタジアム:ジュゼッペ・メアッツァ(75,923人収容)
ホーム開幕戦入場者数:72,332人
インテルは無冠に終わった昨シーズン終了後にシモーネ・インザーギ監督が退任したことに伴い、一つの時代に区切りがついた。
今夏にはクラブOBであり、昨季パルマを残留に導いたクリスティアン・キヴを新監督に招聘。新生インテルの挑戦が始まっている。
ジュゼッペ・メアッツァで行われたトリノとのホーム開幕戦は、素晴らしい試合内容だった。マルクス・テュラムとラウタロ・マルティネスの2トップがそれぞれ2ゴールに絡み、指揮官と共にパルマから加入したアンジュ=ヨアン・ボニーは移籍後初ゴールを記録。
同じく新加入のペタル・スチッチもアシストを記録するなど、新戦力と現有戦力がしっかりと噛み合い、5-0の大勝を飾った。
開催日が8月25日(月)と平日だったにも関わらず、多くのファンがスタジアムに来場しており、収容率は95%越えの72,332人の来場者数を記録した。
しかし、試合を通してはトリノの応援が目立つなど、やや静けさもある中でゲームが行われている。
これはインテルのウルトラスの『クルヴァ・ノルド』がクラブに対して抗議活動を行っている一貫で、開幕戦の応援をボイコット。彼らの代名詞のフラッグや太鼓、チャントもない独特な雰囲気だった。