【写真:Getty Images】
暴力行為で痛恨の退場
イタリア・セリエA開幕節、ユヴェントス対パルマ・カルチョ1913の試合が現地時間24日に行われた。試合はユヴェントスが2-0で勝利している。『スカイスポーツ』のイタリア版は25日に、この試合で退場処分となったサッカーイタリア代表MFアンドレア・カンビアーゾについて、2試合の出場停止処分となることが決まったと伝えた。
問題のシーンは、1-0でユヴェントスがリードした83分に起きた。ロングパスを受けようとしたカンビアーゾが、パルマDFマティアス・フィヨルトフト・ロヴィクと接触。ロヴィクがカンビアーゾの背中に激突する形となった。
すると、着地したカンビアーゾが右手を振り上げて、ロヴィクの顔面を平手打ちしてしまう。この暴力行為に対して主審はレッドカードを提示し、冷静になったのかカンビアーゾは一度も抗議することなくピッチを後にしている。
同メディアは、「私は暴力的な人間ではない。今日はミスを犯してしまった。チームメイト、スタッフ、クラブ、そしてファンの皆様に謝罪したい。酷い行為であり、恥じている。今回のミスから学び、より良い人間に成長していきたい」と、SNSを通してカンビアーゾが謝罪したことを報じた。
イタリアメディア『パルマライブ』は、「ロヴィクとの接触に対するカンビアーゾの反応は全く意味のないものだった。ユヴェントスのウイングにとって、特に目立った活躍のない試合だった」と厳しい言葉を送った上で、チーム最低となる「4.5」の評価をつけた。
カンビアーゾは、9月1日のジェノア戦、そして14日のインテル戦の2試合が出場停止となる。