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「移籍した時にはすぐにやる」堂安律と町野修斗が明かすゴール量産の裏側。「仲良くなくてもピッチ内で共有できれば」

text by 編集部 photo by Getty Images
町野修斗

【写真:Getty Images】

二人が明かす得点を量産するための秘訣

 昨シーズン、ブンデスリーガでゴールを量産した堂安律と町野修斗。そんな2人が、『PUMA JAPAN』の公式YouTubeにおける対談シリーズに登場。活躍の裏には目に見えない駆け引きや、チームメイトとの暗黙のやり取りがあった。二人が明かす、得点を奪うために必要な相棒の見つけ方とは。

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 得点を量産する選手たちは、必ずと言っていいほど「パスを出してくれる選手」の存在を意識している。昨シーズン共に2桁ゴールを記録し、ステップアップを果たした堂安律と町野修斗も例外ではなかった。

 町野はホルシュタイン・キールで共闘したスティーヴン・スクリプスキの名前を挙げる。「パスも出せるし、シュート意識も強い。僕の動きをちゃんと見てくれていて、助かっていました」

 堂安も「俺のことを見てくれる相棒を探すのは、移籍した時にはすぐにやる」と明かす。相棒がボールを持った瞬間にDFの背後へ走る。これを繰り返すことで、ピッチ内だけの暗黙の連係が生まれる。

 ただ、必ずしも仲の良い選手とのペアが最適解とは限らない。

 堂安はPSVアイントホーフェン時代、コーディ・ガクポやマリオ・ゲッツェ、ドニエル・マレンと共にプレーしたが「俺の方が(パスを)出す方やった」と振り返る。

 一方、SCフライブルクではヴィンチェンツォ・グリフォとの連係から得点を量産。「仲良くなくても、ピッチ内で共有できればいい」と割り切っている。

 ストライカーにとって相棒探しは重要な仕事である。練習中から「俺に出せ」と意思表示を繰り返すことで、その関係性は築かれていく。得点の裏には、こうした静かな駆け引きが隠れている。

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