森保一監督が追加招集の意向を示す
日本サッカー協会(JFA)は28日、9月に行われるアメリカ遠征に臨むサッカー日本代表のメンバーを発表した。現地時間6日にメキシコ代表、9日にアメリカ合衆国代表と対戦する。会見に出席した森保一監督は、追加招集する意向を示し、中2日で行われる連戦でメンバーを変更することも示唆した。
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今回のメンバーでは、レアル・ソシエダで今季開幕から好調の久保建英、ASモナコの南野拓実、ブライトンの三笘薫などが順当に選出された。一方、怪我で離脱中の守田英正、鎌田大地、田中碧、町田浩樹などが招集外となっている。
森保監督は今回の相手について「メキシコ代表とアメリカ合衆国代表は、(アジアのチームと比べて)よりプレッシャーをかけてきます。すべての局面で激しいプレッシャーの中でプレーしなければなりません。また個の部分でも、世界の厳しい環境でプレーしている選手もいるので、全体的には厳しさや激しさはアジアと変わってくると思います」と話した。
また、追加招集について聞かれると「今日これから今週末にかけての試合を見て、最終的には最低でも1人増やそうかなと思っています」と明かし、今回のタイミングで発表をしなかった理由を「怪我やコンディションのところを見極めたいからです」と挙げた。
復帰が近い選手を考えると、クリスタル・パレスの鎌田の追加招集が濃厚かもしれない。現地時間9日のリヴァプールとのコミュニティ・シールドで膝を負傷。チームを率いるオリヴァー・グラスナー監督は28日に行われるUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選2ndレグのフレドリクスタ戦の前日会見で「予想より早い復帰だ」などと、メンバー入りも明かしている。
日本代表はメキシコ代表戦を終えたあと、中2日でアメリカ合衆国代表戦を控えており、過密日程で試合が組まれている。連戦での起用法に関して森保監督は「選手の負担を考えたり、今後の我々の最高、最強を作るために、より多くの選手たちに厳しい戦いを経験してもらうことは必要かと思っています。最終的にどうするかは、現地で見て判断したいですが、メンバーは大幅に変えていきたいと思っています」と述べた。
来年の北中米ワールドカップの開催国と対戦できる貴重な機会で、日本代表はどのような試合を見せてくれるのだろうか。
(取材、文・構成:編集部)
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