イングランド4部クラブが大金星
イングランド4部のグリムズビー・タウンFCは現地時間27日、カラバオカップ(EFLカップ)2回戦でプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、PK戦の末に勝利した。13人がPKを蹴った一戦をものにした後、サポーターがピッチへ乱入し、喜びを爆発させた。
22分、右サイドでダラッグ・バーンズがクロスボールを供給すると、ファーサイドで受けたチャールズ・バーナムがワントラップから右足を振り抜き、ニアサイドに強烈なシュートを叩き込んで先制に成功する。続く30分にはショートコーナーのこぼれ球をタイレル・ウォーレンが押し込んで追加点を奪う。
前半を2点リードで折り返すが、75分と89分の失点で前後半の90分が終了し、延長戦はなくPK戦に突入。両チームともに5人目までに1人ずつが失敗し、4-4でサドンデスに入る。その後7人ずつが決め、ダラッグ・バーンズが2度目のPKを成功した一方で、ブライアン・ムベウモが失敗。12-11で制したグリムズビーが“ジャイアントキリング”を果たした。
勝利が確定した瞬間、大勢のサポーターがピッチ上で選手たちとともに喜びを爆発させ、収拾がつかない状況となった。ユナイテッドを撃破したグリムズビーは3回戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)のシェフィールド・ウェンズデイと対戦する。またしても、上位カテゴリーのチームを破ることになるのだろうか。
