8月29日で17歳
リヴァプールのFWリオ・ングモハが、8月29日で17歳となった。プレシーズンから その才能の片鱗を見せ始めていた“新星”は、プレミアリーグ第2節のニューカッスル・ユナイテッド戦でリーグ戦デビュー。劇的な決勝ゴールを奪って魅せた。クラブは公式Xに、ピッチレベルから歴史的なデビュー弾を収めた映像を投稿している。
ジャパンツアーの横浜F・マリノス戦で圧巻の個人技から得点を奪い、アンフィールドでのアスレティック・ビルバオとのプレシーズンマッチでも独走ゴールを決めたングモハ。プレシーズンでアピールに成功していた“逸材”は、プレミアデビュー戦でいきなりチームを救った。
ニューカッスルの本拠地『セントジェームズ・パーク』に乗り込んだリヴァプールは、35分に先制点を奪うと、前半終了間際にはアンソニー・ゴードンが退場したことで、数的優位な状況に。さらに後半の立ち上がりには、追加点を奪い、2点のリードを得る。
しかし、67分に1点差に詰め寄られると、86分には一人少ない相手に同点ゴールを許してしまう。それでも後半アディショナルタイム6分から途中出場していたングモハが、ピッチに立った4分後に結果を残す。
リヴァプールは流れるようなパスワークで右サイドから前進すると、モハメド・サラーがグラウンダーのクロスを送る。これを16歳が後ろから走り込んでいたことを感じていたドミニク・ソボスライがスルー。左サイドからゴール前に詰めていたングモハが冷静にゴール右隅に蹴り込んだ。試合終了間際の絶好のチャンスを期待の若手に託したソボスライの“凄み”と異常なほどまでに冷静に蹴り込んだングモハの“大物っぷり”が詰まった劇的弾だった。
クラブの公式Xが投稿している動画は、ングモハのフィニッシュを間近で収めており、歴史的なゴールの迫力を感じられる映像となっている。今日で17歳となったングモハ。今シーズンは継続して輝きを放つことができるのか注目される。
