小杉啓太のゴラッソをプレイバック

　日本サッカー協会（JFA）は29日、来月開催されるAFC U23アジアカップ サウジアラビア2026予選に臨むサッカーU-22日本代表メンバーを発表。スウェーデンのユールゴーデンIFでプレーするDF小杉啓太も選出された。今後ビッグクラブに移籍することも十分に考えられる19歳が決めた、昨シーズンの凄いゴールを紹介する。

　4月28日に行われたUEFAカンファレンスリーグ（ECL）準々決勝2ndレグのSKラピード・ウィーンとの一戦。ホームでの第1戦を0-1で落としていたユールゴーデンは、逆転での突破を目指して試合をスタートさせたものの、42分に失点。3分後には1点を返したが、2戦合計スコア1-2の状況で、終盤を迎える。
　
　そして迎えた77分、左SBの位置で奮闘していた19歳がチームを救う。ボックス手前でコーナーキックのこぼれ球にいち早く反応した小杉は、浮き球を利き足ではない右足でハーフボレー。クロスバーの内側を叩いたボールは、見事にゴールネットに突き刺さった。このスーパーゴールは、ECL公式サイトの大会ベストゴールTOP10にも選出されるほどの、圧巻の得点だった。小杉のゴールで追いついたユールゴーデンは、その後の延長戦を制し、ベスト4進出を果たした。

　2024年冬に加入したユールゴーデンで経験を積み、ビッグクラブからの関心も噂される小杉。代表でもポテンシャルの高さを示すことができるのか注目だ。