藤田譲瑠チマが初アシスト!
FCザンクトパウリは現地時間29日、ドイツ・ブンデスリーガ1部第2節でハンブルガーSVと対戦し、2-0の勝利を収めた。ザンクトパウリに所属するサッカー日本代表MF藤田譲瑠チマが絶妙なスルーパスでブンデスリーガ初アシストを記録し、チームの勝利に大きく貢献している。
6月27日にベルギーのシント=トロイデンVVから移籍した藤田は、16日に行われたDFBポカール1回戦のアイントラハトノルダーシュテット戦でスタメン出場を果たし、新天地デビュー。続く24日のブンデスリーガ開幕戦のドルトムント戦でリーグ初出場を果たし、今回の試合で2試合連続の先発となった。
試合が動いたのは19分。ショートコーナーからボールを受けたマタイアス・ペレイラ・ラーゲがグラウンダーのクロスを送ると、最後はアダム・ジビガワがダイレクトで決めて先制に成功する。
前半を1点リードで折り返すと、60分に追加点を奪う。左サイドを藤田がドリブルで運び、スルーパスを供給。これを受けたアンドレアス・ホウントンジがゴールネットを揺らした。相手GKをかわし、難しい角度から決めたホウントンジの技術も高いが、藤田のスルーパスも圧巻だった。一撃必殺のラストパスでゴールをお膳立てしている。これが日本代表MFにとって、新天地初アシストとなった。
試合はこのまま終了し、ザンクトパウリが今季初勝利。1勝1分で開幕から2試合負けなし。公式戦では3試合無敗となった。なお、スタメン出場の藤田は最後までプレーした。
