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フォーカス 3か月前

噂止まり…。ぶっちゃけ移籍してほしかった欧州日本人5人。ステップアップを期待された男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:久保建英(くぼ・たけふさ)

レアル・ソシエダの久保建英
【写真:Getty Images】

生年月日:2001年6月4日
所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
24/25リーグ戦成績:36試合5得点0アシスト

 今夏は特に、久保建英の周辺が騒がしかった。

 2022年7月の加入以降、天才レフティーはレアル・ソシエダの攻撃をけん引し続け、自身の価値を高めてきた。主にプレミアリーグのクラブが移籍候補先として噂されることが多いが、果たして久保の未来はスペインに在り続けるのだろうか。

 日本人初となるバルセロナのカンテラ(下部組織)入団テスト合格、そして18歳の時に実現した衝撃のレアル・マドリード移籍。久保のキャリアは常に周囲の予想の数歩先を行っていた。

 そのことを踏まえると、幼少期から慣れ親しんだスペインを離れ、久保がメディアで報じられてきたようなリヴァプールやトッテナム・ホットスパーに電撃移籍したとしても何ら不思議ではなかった。

 ただ、現実的に久保の現在地はスペインにあり、ソシエダを退団する可能性は日に日に縮小している。

 いくら資金が潤沢なプレミアクラブであっても、6000万ユーロ(約102億円)もの契約解除金は軽く捉えられる額ではない。余程大きな事情の変化がない限り、25/26シーズン中に久保がソシエダを去ることはないだろう。

 ラ・リーガ第1節のバレンシア戦(△ 1-1)で、久保はチームに勝ち点1をもたらす同点弾をマークしている。

 プレミア強豪クラブでプレーする姿を見たいと願っていたファンも多かっただろうが、やはり“タケ”と相思相愛の関係にあるクラブはソシエダなのかもしれない。

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