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フォーカス 3か月前

噂止まり…。ぶっちゃけ移籍してほしかった欧州日本人5人。ステップアップを期待された男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF:守田英正(もりた・ひでまさ)

スポルティングの守田英正
【写真:Getty Images】

生年月日:1995年5月10日
所属クラブ:スポルティングCP(ポルトガル)
24/25リーグ戦成績:23試合2得点3アシスト

 スポルティングCPで中盤の要として活躍を続けている守田英正も、今夏のビッグクラブ移籍が噂された選手の一人だ。

 2022年7月のスポルティング加入以降、守田はポルトガル屈指の名門クラブで常にレギュラーの座を守ってきた。

 24/25シーズンは怪我による戦線離脱があったために出場試合数を減らしたものの、それでもリーグ戦で23試合2得点3アシストをマーク。卓越したゲームコントロール力を持つ守田は、今でも“チームを勝たせられる”数少ない選手である。

 守田とスポルティングの現行契約は2026年6月30日で満了を迎える。クラブ側としては、守田のフリー退団を避けるためには今夏の売却、もしくは契約延長が必要だった。

 昨季中には、契約延長交渉の破談がメディアで報じられるなど、その去就は不透明なものとなっている。

 以前から、守田の移籍希望先はプレミアリーグと言われている。ポルトガルメディア『leonino』は現地時間8月14日に「彼はコンフォートゾーンに居続けることを拒んでおり、常に挑戦を求めている。(残留を望む)スポルティングとは考えが異なる」と、両者の思惑の不一致を指摘した。

 一方で「スポルティングと契約延長で合意すれば、それが欧州での最後の契約になるだろう」とも伝えている。

 30歳となった中盤の支配者が「残留」と「移籍」のどちらかを選ぶのか。その答えがこの一年以内に判明する。

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