サッカー日本代表がメキシコ代表と対戦

　サッカー日本代表は現地時間6日に行われるメキシコ代表、9日のアメリカ合衆国代表戦に向けて、アメリカでトレーニングを行っている。今夏の移籍市場でボルシア・メンヒェングラートバッハ（ボルシアMG）からオランダのアヤックスへ移籍したDF板倉滉が囲み取材に応じた。

　板倉は8月に3年間プレーしたボルシアMGを離れ、オランダの名門アヤックスへ移籍した。新天地では、まだ2試合のみの出場ではあるが、「すでに難しさを感じていますし、アヤックスで地位を確立できれば、自分の成長した姿を見せられると思っています」と話している。

　2020年11月18日に行われたメキシコ代表との国際親善試合で、板倉はベンチ入りも出番なし。翌年に開催された東京五輪（新型コロナウイルスの影響で2021年に延期）のメンバーに選出され、グループリーグでU-24メキシコ代表に2-1で勝利したものの、再び激突した3位決定戦では1-3の敗北を喫した。

　メキシコ代表とはそれ以来の再戦となる中、板倉は「その思いは今でも忘れていないですし、連戦が続く中でも、強度が落ちずに激しく戦ってくる相手だなというのは感じていたので、そのチームとこうやってA代表として、戦うことができるのは嬉しいですし、勝てればいいなというのはあります」と意気込んだ。

　怪我人が続出している日本代表だが、板倉はチームを引っ張り、勝利に導くことができるのだろうか。

（取材：加藤健一、文・構成：編集部）

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