2025/26シーズンの欧州主要リーグの夏の移籍市場が9月1日に閉幕した。近年は多くの日本人選手が欧州リーグへと活躍の場を求めており、今夏も新天地を求める選手が続出した。今回は、欧州でプレーする日本人選手の中で、移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。[3/5ページ]
※移籍金や市場価値、スタッツは『Transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。情報は2日時点。
8位:町田浩樹(まちだ・こうき)
生年月日:1997年8月25日
移籍先:ユニオン・サン=ジロワーズ→ホッフェンハイム
移籍金:475万ユーロ(約8億円)
24/25リーグ成績:34試合1得点0アシスト
8位には、ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ベルギー)からホッフェンハイム(ドイツ)に完全移籍した町田浩樹がランクインした。
日本代表でも主軸に定着している町田は、昨シーズンにユニオン・サン=ジロワーズの90年ぶりとなるリーグ制覇に大きく貢献。190cmの高さを活かした空中戦と、左足からの精度の高い楔のパスを武器に最終ラインからチームを支えた。
迎えた今夏に町田は新たな挑戦を決断する。ブンデスリーガのホッフェンハイムへと活躍の場を求め、28歳で欧州5大リーグに初上陸を果たした。移籍金は475万ユーロ(約8億円)と報じられている。
しかし、ブンデスリーガ開幕節レバークーゼン戦にて、前半終了間際に膝を負傷。スタッフに両肩を預ける形でピッチを去ると、精密検査の末に左膝の前十字靭帯断裂の大怪我を負っていることが明らかとなった。
この大怪我によって、今シーズン中の復帰と来夏のFIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会出場に黄色信号が灯ることに。最悪のリーグデビュー戦となってしまったが、この試練を糧にすることができるだろうか。
