2025/26シーズンの欧州主要リーグの夏の移籍市場が9月1日に閉幕した。近年は多くの日本人選手が欧州リーグへと活躍の場を求めており、今夏も新天地を求める選手が続出した。今回は、欧州でプレーする日本人選手の中で、移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。[4/5ページ]
※移籍金や市場価値、スタッツは『Transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。情報は2日時点。
2位:板倉滉(いたくら・こう)
生年月日:1997年1月27日
移籍先:ボルシアMG→アヤックス
移籍金:1050万ユーロ(約17.8億円)
24/25リーグ成績:31試合3得点1アシスト
2位には、ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)からアヤックス(オランダ)に完全移籍した板倉滉がランクインした。
日本代表でも主軸を務める板倉は、2022年夏に加入したボルシアMGにて、3シーズンで公式戦通算80試合に出場。2022/23シーズンと2023/24シーズンは怪我にも悩まされたが、昨季はリーグ戦31試合に出場と、課題の稼働率の低さも改善がみられていた。
今夏には契約が残り1年となったことで移籍が濃厚となり、ブンデスリーガのクラブへの移籍が噂されながらも最終的にはアヤックスへの完全移籍が決定。移籍金は1050万ユーロ(約17.8億円)と報じられている。
板倉にとってはフローニンゲンに所属していた2020/21シーズン以来のエールディヴィジ復帰となり、アヤックス史上初の日本人選手となる。
昨季までリバプールのアルネ・スロット監督の下でアシスタントコーチを務めていた元オランダ代表DFヨン・ハイティンハ新監督の信頼を掴み、怪我がありながらも主軸の座を維持している。
しかし、チームは開幕4試合で2勝2分と、アヤックスの基準で見ると厳しいシーズンのスタートを余儀なくされた。
