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「ドイツで最も賢い取引」堂安律、夏のベスト移籍5選!ブンデス専門家が絶賛「1年以内に市場価値倍増あり得る」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

アイントラハト・フランクフルトMF堂安律
【写真:Getty Images】

堂安律、最も成功と言える取引の一人に選出

 英メディア『フットボール・トランスファーズ』が2日に「移籍専門家が明かす、夏のベスト5選手」と題し、数ある契約の中で最も成功と言える取引を選出した。SCフライブルクからアイントラハト・フランクフルトへ移った27歳の日本代表MF堂安律も選ばれている。

 堂安は2022年7月にPSVからフライブルクへ完全移籍し、昨季は公式戦36試合で10得点9アシストを記録。その活躍を受け、フランクフルトやバイエルン・ミュンヘン、ボルシア・ドルトムントなど複数のクラブが同選手に関心を示した。特にフランクフルトが積極的に獲得へ動き、早い段階で個人合意まで達している。それが功を奏し、加入後の今季公式戦3試合で早くも4得点1アシストと大活躍。補強選手の中でも、一際目立つ存在感を放っている。

 同メディアは、今夏最高の取引として、グラニト・ジャカ(バイエル・レバークーゼンからサンダーランド)、ラヤン・シェルキ(オリンピック・リヨンからマンチェスター・シティ)、ケヴィン・デ・ブライネ(マンCからフリーでナポリ)、ヴィクター・オシムヘン(ナポリからガラタサライ)の名を挙げた。

 さらに、同メディアのブンデスリーガ専門家を務めるローナン・マーフィー記者は堂安を選出し「彼はすでに27歳だが、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)を戦うフランクフルトに加入したことで、1年以内に市場価値が倍増しても不思議ではない。今夏のブンデスリーガ移籍市場は、ビッグネームが他リーグに流出し、代わりに目玉となる選手の流入は少なかった。だからこそ、ドイツで最も賢い取引と言えるのは、フライブルクからフランクフルトにやってきた堂安だろう。すでに効果は表れていて、日本代表の彼はイーグルスでの最初の3試合で4ゴールを挙げている」と称賛している。CLではリバプール、バルセロナ、アトレティコ・マドリードなど強豪とも対戦するだけに、堂安の活躍は必須と言えそうだ。

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【了】

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