上田綺世、今季躍進のきっかけは?
フェイエノールトに所属する27歳の日本代表FW上田綺世が今季の開幕戦から好スタートを切っている。その躍進の理由として、今夏ベルギー1部のKAAヘントから移ってきた28歳の日本代表DF渡辺剛の存在が大きいかもしれない。オランダメディア『フートバル・インターナショナル』が2日に報じている。
上田は2023年8月からフェイエノールトに在籍しているが、ロビン・ファン・ペルシ氏が監督に就任する2025年2月までは、ベンチスタートも多かった。しかし、体制が変わって以降はプレー時間が伸び、今季は開幕戦から先発起用されている。そして、上田は初戦でいきなりゴールを決めると、第2節のエクセルシオール・ロッテルダム戦でも得点をマーク。さらに、第3節のスパルタ・ロッテルダム戦では2得点を記録し、チームの勝利に貢献した。いずれの試合も、上田と渡辺が共に出場している。
同メディアは「上田は長らく自身の役割に苦しんでいたが、同胞の渡辺が加入してから復調した」と伝えた。また、今夏の移籍市場で新たなトップストライカーが加入しなかったことから「それが上田にさらなる自信を与えるかもしれない。兆しは明るい」と分析している。ファン・ペルシ監督から絶大な信頼を得ており、今後も上田の活躍に期待できそうだ。
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