イルカイ・ギュンドアンがガラタサライ移籍
マンチェスター・シティは現地時間2日、元サッカードイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンがトルコのガラタサライへ移籍することを発表した。両クラブの公式サイトで伝えられている。数々の栄冠を手にしてきたギュンドアンのゴールと言えば、FAカップで決めた電光石火の一撃だ。
2016年6月にボルシア・ドルトムントからシティへ加入したギュンドアンは、2022/23シーズンにプレミアリーグ、FA杯、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献。2023年7月にバルセロナへ移籍し、翌シーズンにシティへ復帰した。昨季は公式戦54試合の出場で5得点8アシストを記録したが、今季はリーグ戦での出場はない。
そんなギュンドアンは2023年6月3日に行われたマンチェスター・ユナイテッドとのFA杯決勝で衝撃のゴールを決めている。キックオフからGKシュテファン・オルテガがボールを受け、前線へロングボールを供給。これをアーリング・ハーランドがヘディングでそらすと、ケヴィン・デ・ブライネが競り合い、こぼれ球をギュンドアンがダイレクトボレーで得点を奪った。
キックオフからわずか13秒で決めた一撃は、FA杯史上最速のゴールだ。シティは33分にPKで失点するも、51分にギュンドアンがこの日2点目。ユナイテッドを下し、7度目の優勝を果たした。
トルコ人の両親を持つ元ドイツ代表MFは、ガラタサライで活躍を見せることができるのだろうか。
