久保建英は補強に関して明言を避ける

　サッカー日本代表は現地時間2日、6日に行われるメキシコ代表、9日のアメリカ合衆国代表戦に向けてアメリカでトレーニングを行った。レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が囲み取材に応じ、今回の2試合について話す一方、クラブの補強に関しては明言を避けた。

　久保は今回の試合に向けて「変に（ボールを）失わないようには気を付けたいですけど、守備への戻りも僕らの方が早いと思うので、個人としてはどんどんトライしていきたいです。今までと同じ戦い方をまずはする。こっちが主導権を握って、やってみて無理だったら、また次どうしたらいいかを考えます」と話した。

　また、ジャパンツアーで来日した際に、ソシエダの補強について提言したことがスペインメディア『アス』などに報じられたこともあり、今夏のチームの移籍市場については「あまり僕がここで話して、またニュースになってもね。1回やらかしているので、ちょっと静かにしておこうかなと思います」とコメント。発言を控える姿勢を示した。

　チームは3試合勝利なしと苦しんでいるが、久保は開幕戦でゴールを決め、3試合連続のスタメン出場。日本代表の一員として臨むアメリカ遠征での活躍にも期待がかかる。

（取材：加藤健一、文・構成：編集部）

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