フットボールチャンネル

「フリー獲得を検討」冨安健洋、セリエA復帰の可能性浮上!?怪我は懸念材料「合意を撤回した経緯がある」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋
【写真:Getty Images】

冨安健洋、次の行き先はイタリアか?

 アーセナルは7月4日、26歳の日本代表DF冨安健洋との契約を即時終了することで合意した。そのため同選手は次の所属先を探している状況だが、まだ行き先は決まっていない。そんな中、ミランがフリーでの獲得を検討していると、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が3日に報じている。

 冨安はセリエAのボローニャで活躍後、2021年8月に1860万ユーロ(約31億6000万円)でアーセナルへ完全移籍。加入初年度は序盤から主力としてプレーし、すぐにプレミアリーグに順応するポテンシャルの高さを見せつけている。しかし、その後は度重なる怪我により複数回の離脱を余儀なくされ、シーズンを全うできた年はほとんどなかった。その結果、アーセナルとの契約は2026年6月まで残っていたものの、双方合意のもとで契約解除に至っている。

 怪我がちな選手であることは懸念材料だが、サイドバックやセンターバックのポジションでプレー可能な万能型DFであることから、依然として実力を高く評価されていた。同メディアによると「ミランが、日本代表DFで元アーセナルおよび元ボローニャの冨安のフリー獲得を考えている」という。ただし、すぐに交渉が始まるわけではなく「契約を提示する前に、26歳の冨安がプレー可能かどうかを慎重に見極めたいようだ。実際、ミランは今夏もストライカーのヴィクター・ボニフェイスと契約寸前まで進んだが、メディカルチェックの結果に不満を抱き、合意を撤回した経緯がある」とのこと。果たして、冨安は再びイタリアでプレーすることになるのだろうか。

【関連記事】
使いません!? 日本人選手を干した名監督6人
大失敗…。海外からあっという間に帰国した日本人選手5人
どうして…。20代で引退した日本の超才能6人


【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!