韓国メディア『Best Eleven』は2日、サッカーデータ分析を手がける『Opta』が発表した、世界のプロサッカーリーグを対象とするパワーランキングにおいて、Kリーグが順位表に名前すらなかった一方で、日本の明治安田J1リーグが上位にランクインしていたことに注目した。
日韓のリーグの競争力の差を比較

【写真:Getty Images】
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『Opta』が、「世界のトップ30リーグ」と題して発表したランキングにおいて、J1リーグは14位にランクインしていた。日本の1つ上の13位はメキシコ・リーガMX、1つ下の15位はクロアチア・プルヴァHNLとなっている。なお、1位はイングランド・プレミアリーグだった。
同メディアは、「こんなことが…。日本のJリーグは世界14位にランクインした。しかし、韓国のKリーグは順位表にもない。アジアでも最上位圏から脱落した」と前置きし、次のように述べている。
「プロサッカーリーグのパワーランキングで、日本のJリーグは世界的にも競争力があることを立証した。一方で、大韓民国のKリーグは順位圏外となり屈辱を味わっている。この調査で上位に入ったアジアのリーグは、日本のJ1リーグとサウジアラビアのプロフェッショナルリーグだけだ」
また、「KリーグはTOP30に入ることもできなかった。最下位圏はエクアドル、ハンガリー、サウジアラビアの3リーグだった。これらのリーグよりも競争力が低いということだ」と指摘し、「かつては豊富な資金でスーパースターを集めていた中国・スーパーリーグもランキングには含まれていない。サウジを除く他の中東のリーグもランク外だった」と、アジアのリーグでは、日本とサウジアラビアだけがランクインしていることを強調した。
そして、「ホン・ミョンボ監督が韓国代表チームを初めて指揮した際に、欧州のリーグでプレーしている選手をA級、欧州のクラブに所属しているが控えの選手をB級と称して、Kリーガーはそれ以下というニュアンスの発言をした。当時は、Kリーガーに対するリスペクトがないと批判されていたが、今回のランキング発表によって間違った指摘ではないことが判明している」と、過去の指揮官の言葉を振り返っている。