欧州サッカー連盟(UEFA)は3日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の1次リーグに登録されたメンバーを発表した。リバプールに所属する32歳の日本代表MF遠藤航は本職のミッドフィールダーではなくディフェンダーとして登録されており、新たな役割を示唆していると、英メディア『フットボール・インサイダー』が4日に報じている。
遠藤航が登録メンバーに。本職のミッドフィールダーではなく…
遠藤は今季公式戦4試合に出場しているが、右サイドバックや中盤などのポジションを務めており、役割は流動的だ。基本的には守備的MFとしての活躍が期待されている選手であるものの、昨季はFAカップやEFLカップ(カラバオ・カップ)の試合でセンターバック起用され、高い評価を受けている。
今夏の移籍市場では獲得濃厚だったクリスタル・パレスのイングランド代表DFマルク・グエイが破談に終わったことで、リバプールが望んでいた人数よりもCBの駒が不足する事態に陥っていた。
そのため、同メディアは「UEFAが発表した公式登録リストで、遠藤はディフェンダーとして記載されており、守備的MFである彼がスロット監督の下で新たな役割を担う可能性を示唆している」とし、「昨季はスロット監督がローテーションを行った際にセンターバックとして起用されたことが数試合あった」の見解を示している。イタリア代表FWフェデリコ・キエーザを除外してでも遠藤がメンバーに選ばれたことは、それだけ信頼されている証かもしれない。
【関連記事】リバプールに再び黄金期が来るのか。今夏に大型補強を続ける理由。まだまだ終わらない!? 消極的な昨季からの変化【コラム】
トリコロールから青が消えていった。横浜F・マリノスサポーターが示した意思。リバプールとの親善試合で
記憶から消したい…。リバプール、最悪の補強ランキング1〜5位
【了】
