サッカー日本代表は現地時間6日(日本時間7日)、メキシコ代表と対戦する。FIFAワールドカップに過去17回出場しているメキシコは、常に豊富な人材を擁してきた伝統国だ。招集されたメンバーの中で、どの選手が高い評価を受けているのか。今回は、日本代表との強化試合に招集されたメキシコ代表最新メンバーの市場価値ランキングを紹介する。[3/5ページ]
3位:ヨハン・バスケス
【写真:Getty Images】
生年月日:1998年10月22日
所属クラブ:ジェノア(イタリア)
市場価値:1400万ユーロ(約23.8億円)
24/25リーグ戦成績:36試合3得点0アシスト
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セリエAのジェノアでプレーするヨハン・バスケスが、市場価値ランキングでトップ3にランクインした。
UANLティグレスの下部組織出身のバスケスはメキシコの強豪・モンテレイを経て、2020年1月に350万ユーロ(5.9億円)の移籍金でウニベルシダ・ナシオナルに移籍。在籍2年間でリーグ戦49試合に出場し、評価を高めた。
2021年夏、セリエAのジェノアにローン移籍し初の欧州挑戦に臨むと、翌年1月には完全移籍を果たす。その後、昇格組クレモネーゼへのローン移籍も経験したが、再びジェノアに復帰して以降は不動のセンターバックとしてチームを支えている。
セリエA通算128試合の出場で培った鋭い読みと粘り強い守備、さらに左足から繰り出される精度の高いフィードを武器に、今季はチームキャプテンも務めている。
代表では2021年の東京五輪(オリンピック)に出場し、ディフェンス陣の中心として銅メダル獲得に大きく貢献。日本代表との3位決定戦では、ダイビングヘッドで貴重な追加点を決め存在感を示した。
欧州での継続的な活躍により、市場価値は1400万ユーロ(約23.8億円)へと上昇。ウニベルシダ・ナシオナル時代の600万ユーロ(約10.2億円)から倍以上に伸ばし、メキシコ代表の次世代のリーダーとして期待されている。