サッカー日本代表は現地時間6日(日本時間7日)、メキシコ代表と対戦する。FIFAワールドカップに過去17回出場しているメキシコは、常に豊富な人材を擁してきた伝統国だ。招集されたメンバーの中で、どの選手が高い評価を受けているのか。今回は、日本代表との強化試合に招集されたメキシコ代表最新メンバーの市場価値ランキングを紹介する。[4/5ページ]
2位:エドソン・アルバレス
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年10月24日
所属クラブ:フェネルバフチェ(トルコ)
市場価値:2500万ユーロ(約42.5億円)
24/25リーグ戦成績:28試合0得点1アシスト(ウェストハム・ユナイテッド)
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今夏フェネルバフチェにローン移籍したエドソン・アルバレスが、市場価値ランキングで2位となった。
クラブ・アメリカでプロキャリアをスタートさせたアルバレスは、22歳の若さで公式戦通算113試合に出場。2019年にオランダの名門アヤックスへと移籍した。
当時の市場価値は750万ユーロ(12.7億円)だったが、実際の移籍金はその倍となる1500万ユーロ(25.5億円)。高い評価を受けての欧州初挑戦となった。
加入初年度こそリーグ戦12試合の出場にとどまったが、持ち前のボール奪取を武器に2年目から定位置を確保。在籍4年間で147試合に出場し、リーグ優勝やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)での経験を積むなど、着実に評価を高めた。
また、市場価値も3500万ユーロ(59.5億円)と飛躍的に上昇した。
2023年夏には、アーセナルへ移籍したイングランド代表MFデクラン・ライスの後継者を探していたウェストハム・ユナイテッドからオファーを受け、3800万ユーロ(64.6億円)の移籍金で加入。守備的MFとして瞬く間にチームの主力に定着し、豊富な運動量と空中戦の強さで輝きを放った。
メキシコ代表では、既に公式戦通算93試合に出場。2018年ロシア大会、2022年カタール大会と2大会連続でFIFAワールドカップ(W杯)を経験している。
中盤の安定感と統率力を兼ね備える彼の存在は、チームの浮沈を左右するだろう。