サッカー日本代表は現地時間5日、翌日に控えるメキシコ代表戦に向けてトレーニングを行った。練習後、堂安律が取材に応じている。

テストマッチに向けて意気込みを語る堂安律

【写真：Getty Images】

　今夏フランクフルトに移籍した堂安は「ワールドカップを逆算した上で決めた」と話し、「初っ端から試合に出られる、活躍できるという確信を持った移籍だった」と胸を張る。

　さらに、「移籍してからのインパクトを残すのは得意な方。監督からの信頼もさらに得ましたし、これからさらにボールが出てくると思う」と自信を示した。

　約2年ぶりにアジア勢以外の国と対戦とする今回のアメリカ遠征について、「チームとして最終予選で戦った積み上げが高いレベルの相手になったときに、どこまで通用するのかというのを確認できる素晴らしいテストマッチだと思います」と語った。

　その上で「大事なのは、ボールを持って主体的にサッカーをしたいということを言いながら始動してきた第二次森保ジャパンの中で、それは1つの手段に過ぎない。明日の試合で通用しない時に、やめる潔さも必要だと思う。

　どんな手段でもやはり勝つことが必要。カタールではそれが通用したので、頭の片隅に選手が持っておくのは必要かなとは思います」と、勝利のためには柔軟な戦い方が不可欠だと強調した。

（取材：元川悦子、文・構成：編集部）

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