サッカー日本代表は現地時間6日、国際親善試合でメキシコ代表と対戦し、0-0の引き分けに終わった。メキシコメディア『esto』は6日に、日本相手に低調なパフォーマンスに終わったメキシコ代表チームについて厳しい評価を下している。

メキシコ代表の不甲斐ないパフォーマンスに現地はがっかり？

【写真：Getty Images】

　同メディアは、「メキシコ代表、日本代表との退屈な引き分けにブーイング」と前置きし、今回の一戦について次のように述べた。

「オークランドで行われた親善試合では、メキシコは90分間でわずか1本のシュートしか打てなかった。日本戦ではメキシコ最大の弱点が露呈した形だ。2026年のW杯に向けて、誰も日本のゴールを脅かすことができず、確実性よりも疑問の方が多く残る夜となった」

　また、「メキシコは良いスタートを切ることができず序盤に脆さを見せた。日本はより早く、よりダイレクトな攻撃を仕掛けてメキシコの選手たちを翻弄した」と、前半を振り返った上で、「不安定な立ち上がりの後、メキシコは反撃に出た。ハビエル・アギーレ監督は4人の選手交代を決断して攻撃陣を一変させた。機動力、フレッシュさ、そして粘り強さを交代選手に求めたがシュートは67分まで見られなかった」と、メキシコが攻撃面でうまくいかなかったことを強調した。

　そして、「最終的な統計は最悪だった。シュートはわずか1本であり、攻撃陣は決定機を作れなかった」と問題点を指摘し、「こうしてメキシコはスコアレスドローに終わったのだ。準備というよりは後退に近い結果となった。W杯に向けた道のりにおいて、想像力と決断力を取り戻すことの重要性を改めて示す試合となっている」と、メキシコ代表が抱える問題が明確になった試合だと振り返っている。

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