マンチェスター・シティWFCは現地時間5日、イングランド・ウィメンズ・スーパーリーグ（WSL）第1節でチェルシーFCウィメンと対戦し、1-2の敗北を喫した。シティに所属するなでしこジャパン（サッカー日本女子代表）MF長谷川唯は、あわやスーパーゴールのチャンスシーンを作った。

長谷川唯がお洒落なシュートで決定機

　アンドリエ・ジェグラーツ新監督とともに臨んだ開幕戦では、長谷川と山下杏也加がスタメン出場。藤野あおばはベンチ外となった。なお、大山愛笑はスウェーデンのローゼンゴード、清水梨紗はリヴァプールFCウィメンへ今夏の移籍市場でそれぞれレンタル移籍している。また、チェルシーの浜野まいかは先発出場を果たした。

　31分、右サイドを抜け出したエリー・カーペンターがクロスを送ると、中央でアギー・ビーバー＝ジョーンズにゴールネットを揺らされ、先制点を奪われてしまう。1点ビハインドで迎えた後半に長谷川がチャンスを迎える。

　カースティン・カスパライの縦パスに反応したローレン・ヘンプがグラウンダーでマイナスのボールを送ると、ニアサイドに走り込んできた長谷川がシュート。右からのパスを右足のヒールで流し込むお洒落なシュートを放つが、ゴール左に外れてしまう。

　64分、ヴィーケ・カプテインの右からの折り返しにファーサイドで浜野にダイレクトで合わせられ、2失点目。70分にオウンゴールで1点を返すが、1-2で開幕戦を落とした。