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フォーカス 3か月前

一体どうして…。サッカー日本代表に呼ばれなくなった選手5人。“常連組”から遠ざかりつつある男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 9月のアメリカ合衆国遠征に臨むサッカー日本代表のメンバーが先月末に発表された。遠藤航や三笘薫、久保建英ら主力が順当に招集を受けた一方で、これまで森保ジャパンへ頻繁に呼ばれていた複数の選手たちがまたも選外となっている。今回は、FIFAワールドカップ26開幕まで1年を切った段階で日本代表に呼ばれなくなった選手を5人紹介する。[1/5ページ]

※データは『Transfermarkt』を参照。

FW:浅野拓磨(あさの・たくま)

サッカー日本代表の浅野拓磨
【写真:Getty Images】

生年月日:1994年11月10日
所属先:マジョルカ(スペイン)
日本代表招集歴:2024年9月
25/26リーグ戦成績:3試合0得点0アシスト

 森保一監督の“秘蔵っ子”の1人である浅野拓磨が、サッカー日本代表から遠ざかっている。最後に招集を受けたのは2024年9月のFIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)で、9月のアメリカ合衆国遠征メンバーからも外れている。

 最も浅野の代表チーム離脱は負傷が大きく影響している。2024年はコンディション不良に苦しみ、特に右ハムストリングの負傷は癖になってしまう危険性があるタイプの怪我であるため、どうしても試合から離れる時期が長引いてしまった。

 2024/25シーズンからプレーしているマジョルカで、浅野は思うようにゴールを積み重ねることができていない。昨季はラ・リーガで21試合に出場してわずか2得点にとどまっている。

 しかし、ゴール以外の貢献度はかなり高く、マジョルカではかなり戦力として計算されている。もちろん、FWである以上、ある程度のゴール数は稼いでほしいところだが、まだまだ日本代表から離れるほど落ちてはいないだろう。

 カタールで開催された前回ワールドカップではドイツ代表を沈める貴重なゴールを奪取。“一発”を持つ浅野にロマンを感じるファンも決して少なくないはずだ。

 果たして、森保監督はサンフレッチェ広島時代からの教え子に見切りをつけるのか。それとも……?

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