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フォーカス 3か月前

一体どうして…。サッカー日本代表に呼ばれなくなった選手5人。“常連組”から遠ざかりつつある男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 9月のアメリカ合衆国遠征に臨むサッカー日本代表のメンバーが先月末に発表された。遠藤航や三笘薫、久保建英ら主力が順当に招集を受けた一方で、これまで森保ジャパンへ頻繁に呼ばれていた複数の選手たちがまたも選外となっている。今回は、FIFAワールドカップ26開幕まで1年を切った段階で日本代表に呼ばれなくなった選手を5人紹介する。[3/5ページ]

※データは『Transfermarkt』を参照。

GK:谷晃生(たに・こうせい)

谷晃生
【写真:Getty Images】

生年月日:2000年11月22日
所属クラブ:FC町田ゼルビア
日本代表招集歴(最終):2025年6月
2025リーグ戦成績:28試合26失点

 FC町田ゼルビアの守護神である谷晃生は、森保ジャパンで計算の立つバックアッパーとしてベンチに控える機会が多かった。

 しかし、今年6月にはFIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)に臨むサッカー日本代表メンバーへ順当に招集されたものの、7月の東アジアE-1サッカー選手権、9月のアメリカ合衆国遠征メンバーからは外れている。

 谷は6月のオーストラリア代表戦で久々にA代表のピッチに立った。そしてこの試合では、さほど出番がなかったにもかかわらず、2度のミスを犯すなど安定感を欠いてしまった。

 所属する町田でも軽率なミスがまったくないわけでなく、とりわけバックパスの処理に関してはネガティブな結果を引き起こすことが多い。GKという、ひとつのエラーが失点に直結するポジションの選手としては、致命的だ。

 アメリカ合衆国遠征メンバーから外れたのは、怪我が影響しているものと思われる。しかし、E-1のメンバーから落選したのは、森保一監督からの明確なメッセージなのかもしれない。

 そのE-1では鹿島アントラーズの早川友基が躍動。彼は今回のアメリカ合衆国遠征にも名を連ねており、一気に3番手に躍り出た感がある。谷にとっては、試練だ。

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