サッカー日本代表は現在、アメリカ遠征に臨んでおり、現地時間6日(日本時間7日)には、2026 FIFAワールドカップ(W杯)開催国の一つであるメキシコ代表と対戦し、0-0で引き分けた。W杯本番が近づく中、森保一監督から声がかからなかった選手も多くいる。今回は、アメリカ遠征で見たかった日本人選手を紹介する。※成績は7日時点。[2/5ページ]
MF:旗手怜央(はたて・れお)
生年月日:1997年11月21日
所属クラブ:セルティック(スコットランド)
2025/26リーグ戦成績:3試合1得点0アシスト
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旗手怜央は、サッカー日本代表の選手層を厚くする存在と期待されていたが、最近は序列を下げている様子だ。
旗手は複数ポジションを高いレベルでこなす万能型のプレーヤーとして知られ、とりわけFIFAワールドカップ(W杯)のような短期決戦では、1人で複数の役割を担える点が大きな強みとされてきた。
ただ、2024年のAFCアジアカップカタール2023以降は招集されても出番が少なく、途中出場した際の目立った活躍も出来ず、やや評価を落とした印象だ。
特に、今回は守田英正(スポルティングCP)と田中碧(リーズ)が負傷離脱で、ボランチの選手層が薄くなっており、アピールのチャンスでもあった。しかし、森保一監督の優先順位は佐野海舟らが上になったようで、結果的に旗手は招集外となった。
旗手は2022年1月にセルティックに加わり、欧州挑戦を始め、チームで不動の地位を築いたが、最近では風当たりが強くなっている。
8月31日のリーグ戦でレンジャーズと引き分けたあとには、ブレンダン・ロジャーズ監督に「競争が必要」と苦言を呈された。
セルティックで成長し、さらに飛躍していれば、今ごろ代表で欠かせない選手の一人になっていた可能性はあったはず。
しかし、現段階では万能というよりも器用貧乏となっているのかもしれない。
