サッカー日本代表は現在、アメリカ遠征に臨んでおり、現地時間6日(日本時間7日)には、2026 FIFAワールドカップ(W杯)開催国の一つであるメキシコ代表と対戦し、0-0で引き分けた。W杯本番が近づく中、森保一監督から声がかからなかった選手も多くいる。今回は、アメリカ遠征で見たかった日本人選手を紹介する。※成績は7日時点。[5/5ページ]
DF:小杉啓太(こすぎ・けいた)
生年月日:2006年3月18日
所属クラブ:ユールゴーデンIF(スウェーデン)
2025リーグ戦成績:22試合0得点2アシスト
日本代表戦を盛り上げよう!日本代表対アメリカ代表をチェック[PR]
小杉啓太はAFC U23アジアカップサウジアラビア2026予選のU-22日本代表に招集されているが、A代表でも注目すべき存在だ。
湘南ベルマーレユース出身の小杉は、2024年3月にスウェーデンのユールゴーデンに加入。Jリーグでのプレーを経ずに欧州に挑戦し、すぐに左サイドバックとしてレギュラーの座をつかんだ。
直接的な得点関与は少ないが、アグレッシブな攻撃参加と力強い左足のシュートで、攻撃面でも存在感を示している。
スウェーデン1部リーグは春開幕のため、2025シーズンの小杉はすでにリーグ戦22試合に出場。うち21試合で先発し、着実に経験を積んでいる。
この才能には、すでにヨーロッパでも注目が集まっているようで、フランスメディアの『footmercato』は8月に、リールが小杉の獲得に興味を持っていると報じた。
実際に夏の移籍市場で主要リーグへの移籍は成立しなかったが、データサイト『transfermarkt』の市場価値は400万ユーロ(約6億8000万円)となっており、U-22日本代表の中では突出している。
森保一監督はメキシコ代表戦でも攻撃的な3バックのシステムを採用しており、現状ではサイドバックの選手がA代表に割って入るのは簡単ではない。
それでも、欧州で成長を続ける10代の才能を、早い段階でA代表でも試してみる価値は十分にあるだろう。
【関連記事】
英国人が見たメキシコ戦「間違いなくW杯ベスト16には入る!」「久保建英は…」「遠藤航のレベルは…」
【柿谷曜一朗が語る】サッカー日本代表対メキシコ戦「相手の方がW杯仕様」「1番の武器である久保建英の…」「やっぱり遠藤航」
最高だったのは!? サッカー日本代表、メキシコ代表戦全選手パフォーマンス査定
【了】
