FIFAワールドカップ26欧州予選・グループEの第2節、サッカートルコ代表対スペイン代表の試合が現地時間7日に行われ、スペインが6-0で勝利した。スペインメディア『BITBOL』は7日に、この試合でレアル・マドリードに所属するトルコ代表MFアルダ・ギュレルとバルセロナでプレーするスペイン代表FWラミン・ヤマルの2人が揉めた場面に注目している。
緊張の瞬間

【写真:Getty Images】
現地で話題となっているのは、69分にトルコがスペイン代表陣内左サイドでフリーキックを獲得したシーンだ。
リスタートしようとしたギュレルに対して、ヤマルは目の前に立つことで妨害。すると、ギュレルがヤマルを突き飛ばして、「距離をとれ」というジェスチャーを行った。
同メディアは、「スペインはトルコに屈辱を与えて、ヤマルはギュレルを挑発した」と前置きし、「スペイン代表は想像を絶する歴史的な大勝をおさめた。すでに結果が決まっていた中でトルコ代表は、ギュレルがフリーキックを蹴ろうとしたところ、ヤマルが即座に飛び出して阻止した。ギュレルはヤマルを突き飛ばしたが、バルセロナの選手は動こうとしなかった。再びギュレルがヤマルを引き離そうとすると、ヤマルは嘲笑しながら立ち去った」と、スペインの2大名門クラブの未来を担う2人が衝突した瞬間を伝えている。
スペインメディア『as』も、「火花が散った。マドリーの選手は素早いリスタートを狙ったが、バルサの選手がそれを邪魔した。2人の間の緊迫した瞬間は押し合いで終わっている」と伝えており、マドリーとバルセロナに所属する2人が火花を散らした場面は、現地でも注目されていたようだ。