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「チェスの試合の方が面白い」サッカー日本代表と引き分けに終わったメキシコ代表。現地はアギーレ監督の手腕に疑問符「激しい議論」

text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー日本代表は現地時間6日、国際親善試合でメキシコ代表と対戦し、0-0の引き分けに終わった。メキシコメディア『Soy Futbol』は7日に、日本とスコアレスドローだったことにより、メキシコ代表を率いるハビエル・アギーレ監督に対して現地のサポーターが厳しい評価を下していることを伝えている。

指揮官に厳しい目線

サッカー日本代表FW上田綺世

【写真:Getty Images】

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 メキシコ戦の前半は、日本が主導権を握ってチャンスを作っていたものの、ゴールを奪うことができずに終わった。後半も、両チームともに何度か惜しいシーンはあったが特典までには至らず。どちらもネットを揺らすことができずに、試合終了の笛を迎えた。

 同メディアは、「メキシコ代表チームはアメリカ・オークランドの地でサポーターに対して好印象を与えることができなかった。日本との親善試合の後に、ファンは不満を示している」と前置きし、現地のサポーターのメキシコ代表に対する評価について次のように紹介している。

「チームはピッチ上で本来の力を発揮することができず、サポーターの間ではパフォーマンスとアギーレ監督の戦術的判断について激しい議論が巻き起こった。『アギーレ監督では何も成し遂げることができない。チェスの決勝戦の試合を見る方が面白い』など、サポーターはチームの魅力がなく、競争力のないパフォーマンスに対して不満を示した」

 また、「監督批判だけではなく、メキシコサッカー連盟も批判の的になった」と述べた上で、「彼らはチームをアメリカに売却し、リーグを外国人選手で埋め尽くすことにより地元の精神を殺した。若い才能の扉を閉ざしたことで、メキシコサッカーを凡庸な状態にしたのだ」と、メキシコサッカー界全体の方向性について、サポーターが批判的な目を向けていることを伝えている。

 次の試合は10日に行われ、メキシコ代表は韓国代表と対戦する予定だ。

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【了】

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