サッカースペイン代表は現地時間7日、FIFAワールドカップ26欧州予選・グループEの第2節でトルコ代表と対戦し、6-0で圧勝した。この試合では、ミケル・メリーノがハットトリックを達成。中でも、自身の1点目のゴールは、“黄金時代”を彷彿とさせる華麗なパスワークから生まれた美しい得点だった。
スペイン代表の華麗な得点
欧州予選の初戦ではブルガリア代表相手に3-0で快勝し、上々のスタートを切った“ラ・ロハ”。敵地でのトルコとの一戦でも、圧倒的な強さを見せつける。6分にペドリの鮮やかな個人技で先制に成功したアウェイチームは、22分にスペインらしいゴールでリードを広げる
ペドリとのパス交換から左サイドを抜け出したマルク・ククレジャが、ダイレクトでグラウンダーのボールをゴール前に折り返す。これをボックス中央で待ち構えていたニコ・ウィリアムズがワンタッチで、ミケル・オヤルサバルに落とすと、ボックス右でフリーになっていたメリーノにダイレクトでパスを送る。これを得点力のある29歳のMFが、ダイレクトでゴール左隅に流し込み、チームに追加点をもたらした。
ファイナルサードで3本のダイレクトパスが繋がったビューティフルゴールは、UEFA EURO 2008、2010 FIFAワールドカップ、UEFA EURO 2012を勝ち取り、主要国際大会3連覇を果たした“黄金時代”を彷彿とさせる見事なパスワークから生まれた圧巻の得点だった。
その後も攻撃の手を緩めないスペインは、メリーノがハットトリックを達成すると、ペドリとフェラン・トーレスが1点ずつを加え、トルコ相手に6発大勝。欧州予選で2連勝を飾った。
