サッカーのデンマーク代表は8日、FIFAワールドカップ26欧州予選グループCで、ギリシャ代表と対戦し、3-0の勝利を収めた。この試合で、チームの2点目を奪ったのは、バルセロナでプレーするDFアンドレアス・クリステンセン。その得点は、最終ラインから自ら持ち上がって仕留めた、見事な一発だった。
クリステンセンが圧巻ゴール
5日に行われたホームでのスコットランド戦では、スコアレスドローに終わっていたデンマーク。今節では、ギリシャとのアウェイゲームに臨んだ。
アウェイチームは、32分にミッケル・ダムスゴーのゴールで先制して、前半を折り返すと、62分にはクリステンセンが圧巻のゴールを奪う。
デンマークがギリシャを押し込んだ状況の中で、敵陣中央でボールを受けた29歳は、ドリブルで中盤のブロックの間から、バイタルエリアまで侵入すると、迷わず右足を振り抜く。見事にコントロールされた低弾道のシュートは、ゴール右隅に吸い込まれた。最終ラインからの持ち運ぶ上手さと、シュート技術が光ったスーパーゴールだった。
この得点でリードを2点に広げたデンマークは、81分にはラスムス・ホイルンドにもゴールが生まれて勝負あり。敵地でギリシャを下し、勝ち点「3」を手にした。
