国際親善試合、サッカー日本代表対アメリカ合衆国代表の試合が日本時間10日8時37分キックオフで行われている。前試合のメキシコ代表との試合から先発メンバー全員を入れ替えて臨んだ日本代表。この試合にスタメン出場したMF佐野海舟が、チームを救うブロックを見せた。

佐野海舟の見事なブロック

【写真：Getty Images】

　チームを率いる森保一監督は、スコアレスドローに終わった7日のメキシコ代表戦から先発メンバー全員を変更した。アメリカ代表との試合では、GK大迫敬介、DF長友佑都、MF伊東純也、MF佐野海舟らがスタメン出場を果たしている。

　30分、アメリカ代表FWアレハンドロ・センデハスが強烈なダイレクトボレーを突き刺し、日本は先制点を奪われてしまう。迎えた37分、日本は自陣でのパスミスからアメリカに決定機を作られてしまった。

　MF藤田譲瑠チマから関根大輝のパスを日本代表陣内でカットされてしまうと、アメリカ代表はカウンターに移行。FWクリスチャン・プリシッチが左サイドからドリブルでペナルティエリア内に侵入し、対峙した藤田をかわしてシュートに持ち込んだ。

　これに佐野が反応する。身体を投げ出してプリシッチの強烈なシュートをストップし、アメリカ代表に追加点を与えなかった。

　リードされた状態で前半を終えた日本代表。来年のW杯開催国を相手に勝負の後半に突入する。