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ガッカリ…。サッカー日本代表、アメリカ合衆国代表戦全選手パフォーマンス査定。残念だったのは?

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Kenichi kato

 サッカー日本代表は現地時間9日、国際親善試合でアメリカ合衆国と対戦し、0-2の敗戦に終わった。この試合で森保ジャパンのパフォーマンスはどうだったのか。出場した選手(出場時間の短い選手は除く)、そして監督の采配をA〜Dの4段階で評価する。[3/6ページ]

※各スタッツはデータサイト『Sofa Score』を参照

ミッドフィルダー

藤田譲瑠チマ
【写真:Getty Images】

藤田譲瑠チマ(背番号17)
アメリカ合衆国代表戦:62分OUT
評価:C

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 メキシコ代表戦における鎌田大地のようなボールを動かす役割が求められたが、ボールタッチ数の少なさが証明するようにタスクを実行できなかった。前半は3バックの両脇の選手が本職SBの選手だったこともあり、中盤から一時的に最終ラインに降りる形でビルドアップに参加。しかし、38分にはサイドに開きすぎた関根大輝へのパスがカットされてショートカウンターを受けるなど安定感にも欠けた。

佐野海舟(背番号21)
アメリカ合衆国代表戦:フル出場
評価:C

 この試合はサブだった主将の遠藤航との差が出た試合だった。キックオフ直後は球際の強さやドリブルでの持ち運び、背後へのパスなど良さが出たが徐々にトーンダウン。クリスティアン・プリシッチに振り切られた2失点目のシーンでは、佐野の持ち味を踏まえると、ファウル覚悟でも止めなければいけないシーンだった。

鈴木唯人(背番号13)
アメリカ合衆国代表戦:62分OUT
評価: B

 前半のパフォーマンスは素晴らしかった。ビルドアップ時に藤田譲瑠チマが最終ラインに吸収される中で、シャドーの位置から積極的に中盤に下がることでパスの受け手として機能。技術の高さも相まって簡単にはボールを失わず、前半はパス成功率100%を記録した。35分には伊東純也に決定的なパスを通すなど、攻撃でも存在感を発揮。後半はシステム変更でトップ下に入ったが、あまりプレーに関わることができないまま交代。

伊東純也(背番号14)
アメリカ合衆国代表戦:フル出場
評価:B

 90分を通して前線でクオリティを発揮し続けた。シャドーの一角に入った前半は、カットインからの左足クロスや縦突破からのマイナスクロスなど、最大の持ち味であるチャンスメイクの部分を活かして多くの決定機を演出。アメリカ相手に苦戦したフィールドプレイヤーが多かった中でも気を吐くパフォーマンスを披露した。鈴木唯人のパスをダイレクトで合わせた35分のシーンは決めたかった。

鎌田大地(背番号15)
アメリカ合衆国代表戦:62分IN
評価:B

 62分にピッチに入ると、停滞していたビルドアップを活性化させた。交代した藤田譲瑠チマよりも34分間もプレータイムが短かったにも関わらず、ボールタッチ数は8回多い44回を記録。積極的にボールを受けることで中盤からリズムを作っていた。守備の部分でもボールをリカバリーする場面が多く、改めてチームから外すことのできない存在であることを証明した。

南野拓実(背番号8)
アメリカ合衆国代表戦:62分IN
評価:B

 62分にトップ下の鈴木唯人と代わって出場。そこまで目立つ存在ではなかったが、相手MFをターンで剥がして突破するシーンもあり、前進の部分でのサポートが何度かみられた。ボックス内ではほとんどボールに関われず、シュートが打てないまま試合終了。

遠藤航(背番号6)
久保建英(背番号10)
佐野航大(背番号20)
アメリカ合衆国代表戦:出場なし

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