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「脱アジアを叫ぶ日本の現在地」米代表に完敗のサッカー日本代表。韓国メディアは「W杯優勝に待った」「強豪に結果を出せず」と評価

text by 編集部 photo by Getty Images

 サッカー日本代表は現地時間9日、国際親善試合でアメリカ合衆国代表と対戦し、0-2の敗北を喫した。韓国メディア『SPOTVNEWS』は10日に、アメリカ代表に敗れた日本代表の現在地について評価を下している。

W杯優勝を叫ぶも…

アメリカ代表戦に臨んだサッカー日本代表

【写真:Getty Images】

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 前回のメキシコ代表戦から先発メンバーを総入れ替えして、アメリカ代表との試合に臨んだ日本代表。30分に失点してしまうと、64分にはFWフォラリン・バログンの追加点を決められてしまった。その後、MF三笘薫やMF久保建英、MF鎌田大地を投入して打開を試みるも、得点を奪うことができずに0-2で敗れている。

 同メディアは、「“脱アジア”を叫ぶ日本の現在地を確認する良い機会だった。メキシコとの引き分けに続いて、アメリカにも完敗している」と前置きし、アメリカ遠征で1分1敗に終わった日本代表について次のように述べた。

「日本はメキシコ代表との試合で主力を起用して0-0の引き分けに終わった。アメリカ戦では選抜メンバー全員を入れ替えている。事実上のベンチメンバーが退去に投入された実験色の強いラインナップだ。逆に、アメリカは韓国に0-2で敗北しており、揺るいでいた信頼の回復が切実な状況だった」

 また、「後半に入って、日本はMF南野拓実や三笘、鎌田など主力級の選手を順次投入して総力戦を繰り広げた。しかし、より攻撃的になればなるほど中盤がガラ空きとなり、アメリカはこれを見逃さなかった。64分にバログンが追加点を決めて勝負を決めている」と振り返りつつ、「交代策で反撃を狙ったがアメリカの勢いは崩れなかった」と、全体的に日本が圧倒された試合だったと指摘している。

 そして、「今回のアメリカ遠征2連戦で、日本はメキシコ、米国を相手に勝利を収めることができず残念な結果に終わった。森保一監督が自信を持って明らかにした『ワールドカップ優勝』という目標に待ったがかかったという評価だ」と述べた上で、「戦力の評価という点では意義はあったものの、競合相手に結果を出せなかったのは痛恨の極みだ」と、日本代表のアメリカ遠征を総括した。

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【了】

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