サッカーのノルウェー代表は現地時間9日、FIFAワールドカップ26欧州予選・グループI第6節で、ホームにモルドバ代表を迎え、11-1という衝撃のスコアで勝利を収めた。この試合では、アーリング・ハーランドが5ゴールをマーク。中でも、自身3点目のゴールは、マルティン・ウーデゴールのスルーパスから決めた、鮮やかな一撃だった。
アーリング・ハーランドが5ゴール
ここまで4戦全勝で首位を走るノルウェー。8大会ぶり3度目のワールドカップ出場に向けて、モルドバとのホームゲームに臨んだ。
試合は6分にフェリックス・ホーン・ミューレの得点でノルウェーが先制すると、ハーランドが、11分と36分に追加点をマーク。そして43分には、ウーデゴールの絶妙なパスから、チームの4点目が生まれる。
自陣でボールを持った背番号「10」は、センターサークル付近から、グラウンダーの絶妙なパスをDFラインの裏へ通す。これに走り込んでいたハーランドはGKを交わすと、冷静にループシュート気味の柔らかいシュートをゴール右隅に沈めた。ウーデゴールのパスの“質”とハーランドが決定力を見せつけた圧巻の得点だった。
このゴールで4点差としたホームチームは、前半アディショナルタイムにウーデゴールがネットを揺らし、5点リードで後半へ。
後半も攻撃の手を緩めないノルウェーは、ハーランドがさらに2点を追加。74分にはオウンゴールで1点を失ったが、途中出場したセロ・アースゴードが4ゴールを加え、11-1の大勝。ワールドカップ予選5連勝を飾った。
